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2007年03月29日

●タイプR復活


■なにはなくとも本日、ホンダのタイプR復活です。発売は3月30日からとのこと。試乗が楽しみですね。

■とりあえず、エキサイトismコンシェルジュ-インディヴィデュアルカー-の方に記事をアップしています。ご興味の在る方はそちらをチェックしてくださいまし。

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コメント

ついに発表なりましたね。
試乗楽しみです。
何となくは分かっていますがね。

J.バトンが試乗したDVDは観ていなかったけど、
プロドライバー及びジャーナリスト受けは
良い車なんだろぉ〜なぁ.....。

でも、レースベース車両が有ると言っても、
販売台数に数字が現れるかどうか....
そっちのが興味が有るところが、私の捻くれてる
性格なんですが、もぉ少しこなれた値段で、
興味をそそられる車が登場してくれないかなぁ?

走る楽しさが味わえるクルマが登場するのは嬉しいことですが、排ガスが☆なしレベルなんてちょっとホンダの良識を疑います。

え?排ガス☆無しなんですか?
最近スタイリングに目が慣れてきたせいか(?)結構かっこよく見えてきて「いいかも!」と思ってた矢先なのに・・・。
テンションがかなり下がってしまいました。
こういうところはこだわってほしかったです。
次期フィットに期待ですかね?

ついに出ましたね。残念なことです。
きっと早いんでしょうね。ホンダオタクが喜んで買って、各部の造りに悦にいる。
「かつてのR手法そのまま~」とありますが、時代がこれだけ進んだのに「R」の価値観、さらには国内顧客への認識はアップデートされてないという事なのでしょう。
シビックは「環境性能」を謳った車種。F-1もエコロジーをケレンたっぷりに含んだカラーリング。ですが最新のスポーツモデルは環境に対する配慮が感じられるものではなく、速さを追求したのみ、、、。
シビックはこんなつまらないビジョンの車じゃなかったはず。「出してくれただけで」とか「エンジンのホンダが理解出来ない人は乗るな」とか、色々言われそうですが、国内シビックの価値観をここまで狭めたのはホンダ自身です。
シビックの持つ身近感、欧州仕様にみるスポーツと環境の両立へのチャレンジ。そういったシビック感の復活を願って河口氏の下に集ったハッチバック導入ですが、残念な結果になりそうです。
このR導入によってシビック自体がどれだけ売れるか、大変楽しみです。
ホンダに申し上げたい事は、くれぐれも現行ライフサイクル終了時に「日本ではシビックは売れない」などと寝言を申し上げないで頂きたい。
ただそれだけです。

いよいよですね。
速さの追求は当然として、新しいタイプRの方向性が垣間見えればと期待したいものです。
ただスペック等から判断すれば、既存の技術によって構成されていますから、20世紀から続くタイプRと言えるのでしょう。
でもこのタイプRの売れ行きが悪かったら以後のタイプR消滅なんてこと無いですよね。

ほんとにひどい話ですね。ホンダスポーツファンの一人としては完全に裏切られました。こんなのシビックとは思えないし、見ていて痛々しいというかシビックがかわいそうですね。だってフェリオじゃん!! まあ私は絶対買いませんけど、愛車DC5を大事に乗り続けたいと思います。今後もホンダにヤル気が無ければもう他社の車に期待ですかね。それもだめなら外車だな~(ToT)

ついに出たと言うよりやはり出してしまったですよね。 絶対に商売的には成功しないでしょうね 誰が買うの? 大きくなって値段も高いし大人が乗るには??? どうもこの頃のホンダの首脳陣の考える事がわかりません。 一つ言える事はホンダくらいの企業になると個人のニ-ズより株主様への利益還元が重用視されるのでしょうね もう一つ気になるのがアキュラブランドの国内立ち上げなんですが絶対に将来的に頓挫しますよ だっていくら売上単価を上げるにも魅力的な高級車がないですから(外国高級車のユ-ザ-を振り向かすだけの車を作れないですよね) 無理な投資をせずに地に足をつけた経営戦略をお願いしますm(_ _)m

エイプリルフールネタで「欧州シビック二本導入」とかいうシャレにならないネタを期待してたんですが。

4枚ドアがあることが、日本では購入を後押ししてくれるのだと思います。Type Rという限定された車種に、さらに3ドアでは、購入層がとても絞られてしまうでしょうから。
名前の通り、サーキット専用車としては、うまくできた車だと思います。がしかし、ロングドライブや街中使用は、足回りの固さや伸びしろのなさから見て、あきらめないと行けないのかと残念です。普段も使えるType Rが欲しいなあと思っています。見た目は、もっとトレッドを広げてオーバーフェンダーのワイルド感が欲しかったとも。レースベース車両としても、高価になりすぎている気もします。試乗レポート期待しています。
欧州シビックは、Type RでもGTがあり、グレード展開が秀逸です。足回りもロングドライブに配慮されているようですし。アキュラブランドとして輸入すれば、高価格だとしても納得いくのではないかと考えています。
あと、6速i-SHIFTは欧州シビックにしかないのですが、どんな代物なのか、とても興味があります。S2000にも、売れる車を考えるのであれば、スポーツカーにATは必須だと思います。
次期フィットにType Rをとおもいます。安価なサーキット入門車としてぜひ欲しいグレードです。

 コンシェルジェが形式変わったのでこちらに書き込ませて頂きます。まなぶさんも多忙な日々を過ごされているようですが、お体御自愛下さい。
 私もまなぶさんや他の方々と同様、ハッチバックシビックの日本導入を応援していました。ただ、個人的な買い替えの時期が迫っており、残念ですが購入は難しくなってしまいました。
 また会社が違う為一概に同一視できませんが、日産新型車デュアリスが同社英国工場で生産され日本に出荷される話を耳にしたので書き込む事に致しました。
 デュアリスも例外ではなくポンド高の影響をもちろん被り、この件のみで考えるのであれば赤字だそうです。
 ですが日産はデュアリスに大きな期待を込めており、ポンド高分をグローバルな販売ウエイトで考え、黒字を捻出し、納車時期も日本国内工場出荷のものと大差ないレベルにするようです。
 会社も体制も生産状況ももちろん違います。ですが、正直我々消費者は内情など無関係です。
 結局、ホンダは「導入したいが・・・」とコメントしておりましたが、その気、、いえ、やる気は全くないのかもしれません。
 4ドアシビックtypeR発売でR自体の販売数は今の所好調なようですが一般グレードに影響をもたらす程ではないようです。
 気に入らなければそのメーカーから買わなければいい、そうコメントなさった方がいました。ごく当たり前の事だと私も思います。
 ですがジャーナリスト数名と多くのファンの声、これほどラブコールをされた車というもの今までなかったと思います。
 私の思い入れが強かっただけなのかも、、しれません。
 現在、ホンダに魅力は感じられませんが、買いたい車が出ればいいなと、思っております。
 まなぶさんも、もし何かございましたらお教え頂けたらうれしいです。
 書き込み失礼致しました。ありがとうございました。

まなぶさんの記事みてがっかりしました。なにを勘違いしてタイプSだせと書くのでしょう?自分がNSXのタイプRのってて矛盾してないでしょうか?自分は特別だからいいけど、万人にはタイプRはつらいとでも?だったらまずNSXにはタイプSあるんだから買い換えてから言ってください。

中井様、落ち着いて下さい。まなぶさんはそういう意味で言ったのではないと思うのです。
同じTypeRでも、普通の乗用車的に使えるシビックはロードゴーイングカーとしての性格も強かったと思うのです。
TypeRの「サーキット発」というキーワードだけなら今回のガチガチのサスペンションで構わないかと思うのですが、最後のインテRと先代シビックRは、同じ赤バッヂでも普段の公道でも比較的苦痛を強いられることなく運転を楽しめた為、今回のシビックRのその性格に疑問を投げかけたのでしょう。
元来からスーパーカーのNSXがどんなに酷い乗り心地でも良いかもしれないが、シビックはホンダのベーシックセダンの成り立ち。
今までサーキットと日常を両立しやすかったものが、スーパーカーのように非日常的になり過ぎていいものか?その疑問には私も大いに賛同出来るのです。
今までもTypeRをサーキット専用で改造し、普段は別の車を使用するスタイルの方ならR=変質的なまでにスパルタンモデルは歓迎する所かもしれませんが、欧州のシビックRはサーキット性能こそ厳密には日本のRより劣るがロードカーとしての完成度はかなり高いとのセッティングも、疑問に拍車をかけていると思われます。
ここからは私の意見ですが、目くじら立ててサーキット・速さというのなら、ホンダにこだわらずとも既にインプレッサやランエボといった選択もあるわけです。
扱い易いNAエンジンで、アクセル開度もホンダの他車種セッティングと違いごく自然なもので、騒音や振動は多いもののノーマル状態では日常的な使い方で不満を抱えることなく使えたのが、初代・二代目のシビックRであり、ライバルと比較してハードなロールセッティングをしないのが美点であったのです。
しかし今回は、そういった日常的な面の多くを犠牲にし、サーキットだけを主眼においた開発をして来た時点でライバルとさして変わらないモノになってしまったと感じます。
モデューロでソフトな足回りを用意し、ノーマルで厳しい方はこちらを、と言ってますが普通の神経なら逆ではないでしょうか。
加えて、以前も書かせて頂きましたが環境性能を声高々に謳った現行シビックにおいてエンジン・騒音共に一切考慮をしない作りも疑問です。
顧客が購入してから改造してどんな姿になってもそれは顧客の責任にしかなりませんが、メーカー出荷の段階から環境に配慮しない作りの車になってしまったわけで、せっかく大枚はたいてサーッキットで早い車を買っても、他人から見ればあの所有者は環境や他者に配慮・意識がないんだねと言われかねないのは、技術者・メーカーの責任として疑問を感じます。
このシビックR発売以後、佐藤琢磨選手を起用し、ホンダ車はエコロジー・環境性能を重視しています的なコマーシャルは以前より少なくなったのではないでしょうか。
他の車種・グレードがそういう取り組みに邁進しているのに、たった1グレードで企業のプロパガンダに隙を与えてしまっているのが現状です。
誤解を招くといけませんが、今回のシビックRは走る事、速度を出す事において高性能です。ブレーキも素晴らしい、ボディ剛性も一級品、エンジンも排ガス規制を無視すれば最高のNAエンジンでしょう。振動や乗り心地も個人差がありますから全然気にならない方なら問題はないかと思われます。
ですが今まで述べてきた事柄から、今までのシビックの懐の広さというものはかなり狭まったと思わざるを得ません。
そういった背景があって、じゃあマニアックな人向けじゃないスポーツモデル・TypeSを!という発言だったと思われます。
TypeSじゃなくても呼び名はユーロRでも良いかもしれませんが、そうするとサイズに差がないアコードとの差別化が困難になってしまいますね。
またまなぶさんの屈託ない御意見が伺えればと思いますが色々な力関係がありますし、以前の様にはいかないのかもしれません。

中井さん、貴重なご意見ありがとうございます。そしてHONDAismさん、丁寧な解説ありがとうございます。

まず中井さん、僕は現在のNSX-R以前にNSXタイプSを約2年間くらい所有していました。スポーツ性と快適性がバランスされたタイプSに乗っていた時には取材の足としてもガンガン使い、ほぼ毎日NSXタイプSの走りを堪能しており、2年間で約2万キロくらいを走行したと記憶しています。

ただ、それからNSX-Rに乗り換えて以降、今年で3年が立ちましたがこの間の走行距離は約1万キロというところです。取材の足として使うにはやはりハードであり、公道で乗っても楽しさ気持ち良さを味わうのは難しい(というかサーキットの方が遥かに楽しい)ため、どうしても日常生活の中では他のクルマを選んでしまうのが実際のところです。

そして他にもいろいろと要素はあるものの、こうした自己所有車での経験及び比較とともに、実際に何度も試乗している歴代のタイプR群、さらに今回の新型シビック・タイプRに何度も乗り込んだ上で、僕は専門誌においてタイプS「のような存在」が欲しいと書いています。

なぜならばタイプRを自己所有して実際の生活の中で使ってみた上で、タイプRというのは一般性に欠ける部分があるという判断を僕自身くだしており(これは自分のNSX-Rの走行距離からも分かっていただけると思います)、生活の中でいわゆる一般的な自動車としての使用を考えた時に、僕は皆さんに自信を持っておすすめできないと判断しています。
そうした部分から、もっと生活の中で一般的な自動車として使用でき、かつ楽しく気持ち良い走りが味わえるクルマ=タイプSが欲しいといっています。ご理解いただけますでしょうか?

また、中井さんのコメントには、「万人にはタイプRはつらいとでも?」と記されていますが、先述したような理由から僕は、確かにタイプRはつらいと思っています。ただ、僕が書くならば、「万人にはタイプRはつらい」でなく、「タイプRは万人向けではない」と記すでしょう。そもそもタイプRというのは嗜好性が極めて強いクルマであるため、万人=多くの方に適合するクルマではない、というのは僕個人だけでなく、多くの自動車ファン、そしてこれを送り出すホンダ自身が共通して認識していることだと考えています。

それを認識した上でなら僕は、タイプRは良いクルマですよ、ということができます。しかしタイプRというのは、中井様が実際にご経験されているかどうかは分かりませんが、多くの場合皆さんの認識以上にハードなクルマだという現実もあります。その辺りを鑑みると、タイプRの性格を認識した上でなら〜と記すのもまた誤解が生じると思っています。そこでこれまでにタイプRの経験の有無を問わず、僕は僕の文章をよんでいただく方に対しては、あえて「相当の覚悟が必要」「ファミリーユースできると思うと痛い目にあう」と記しているわけです。

これはタイプRを知っている人からすれば当たり前の理屈ですが、実際に僕の文章を呼んでいただく方の中にはそうではない人もいらっしゃると思います。だからこそ、タイプRの性格を認識した上でなら〜とは記さず、相当の覚悟が必要と記しているわけです。つまり僕のこの物言いは、タイプR的ではなく、より多くの方を対象にしたタイプS的な物言いなんですねw

それはさておき、さらに記すならば歴代のインテグラやシビックのタイプRを経験してきた人の認識以上に、今回の新型シビック・タイプRはハードなクルマであるのも事実です。それを踏まえた上でも、相当な覚悟が必要だと記しています。

既に専門誌には記していますが、このブログだけを読んでる方もいらっしゃるのであえて記しておきますと、僕の今回のシビック・タイプRに対する評価は、かいつまんでいえば「新型シビック・タイプR=NSX-Rの4ドア版」というものです。つまり新型シビック・タイプRは、もともと万人向けではないタイプRの中でもさらに万人向けでないNSX-Rと同じくらいハードコアなクルマだ、ということです。

ただベースはシビックですから見た目にも4ドア/5人乗りという形をとっていますし、物理的にはここに乗員を乗せることも可能となっています。もちろん以前のシビック/インテグラのタイプRも乗車人数では5人を可能としていましたがドアは2枚(初代インテに4ドアはありましたが)であり、存在そのものがもっとパーソナルな感覚でした。しかし今回の新型シビック・タイプRはベースとなるシビックが成長したこともあり、物理的に見れば後席はかなり使える広さも確保しパーソナル性は薄れています。何よりドアが4枚ありしっかりした後席があることで、セダンとしての資質を高めているとすらいえるわけです。が、こういう部分が僕は、タイプRとして矛盾しているのではないかと思うわけです。

よく自動車メーカーの方とサスペンションなどの話をすると、「運動性能と乗り心地を両立するのが難しい」ということになります。確かに運動性能を究極的に求めれば乗り心地は悪化しますし逆もまたしかりです。で、新型シビック・タイプRもその例に漏れず、究極の運動性能を極めた結果乗り心地は割り切ったといっています。そしてその話を聞けば、確かに…と納得もできます。

が、しかし。この話をサスペンションではなく、クルマの成り立ちに当てはめるとどうでしょうか?  運動性能と乗り心地を、タイプRと4ドア/5人乗りに置き換えると…そう、タイプRを極めるなら4ドア/5人乗りは割り切られるべきであり、逆いえば4ドア/5人乗りを極めるならタイプRを割り切る必要がある…という理屈にもなります。そして図らずも今回は、シビック・タイプRで「タイプRらしいタイプR」とホンダは謳っています。ならばホンダは最初に、「4ドア/5人乗りではありますが、タイプRとして究極を追求したので、セダンとしての使用はツラいです」と説明してもよかったかもしれません。しかしメーカーとしてはそんな説明ができないことも分かります。ならばそのボディ形状や成り立ちに相応しい新世代の究極のタイプRを表現しても良かったのでは? とも思います。しかし現実の新型シビック・タイプRは、タイプRとして究極の性能を謳う一方で、4ドア/5人乗りで汎用性もあるという言い方もするわけです。

本来ならば、それが究極のタイプRならばリアシートをつぶしてもかまわないだろうし、ロールケージを入れてしまっても良いのではないでしょうか?  でもさすがにそれはできないとホンダも思うのでしょう(もちろん普通の感覚の人なら皆そう思います)。ただ、あえていうならば「さすがにそれは」という時点でタイプRの本質から外れてない?  ともいえるわけですね。

でも僕もさすがに今度のシビック・タイプRをして、リアシートとっぱらえとか、ロールケージ入れとけ、とまでは思いません。が、それができないなら、シビックという4ドア。/5人乗りのセダンという変えられぬ成り立ちに相応しい手法をとって欲しかったと思います。例えばアコード・ユーロRのようなやり方だってあったのでは? と思えるわけです。そしてユーロRのようなやり方をベースに「新時代のタイプR」を創造することもできたと思います。しかし実際にはそうならなかったわけで、そこから先述した、「タイプSのような存在がほしい」という話にもつながっているわけです。ま、事実これをまとめた人も、最初はもっと洗練された、新しい時代に相応しいタイプRを提案したわけですが…。

長々と書きましたが、新型シビック・タイプRは走りに関してはNSX-Rに匹敵するほどハードコアな究極を追求したのに、成り立ちや存在においては究極を追求したわけでもなく、割り切りがあるわけでもないのです。たまたま、日本で生産しているシビック4ドアセダンをベースにするしかなかった…という事情があったことが本当のところだとも思います。ま、言い方考え方を換えれば、日本には4ドアしかないからそれでタイプRを作ったこと自体が割り切りなのだといえなくはないですが、そういう言い方考え方を推し進めてしまうと、何でもありになってしまって、じゃあタイプRだろうが何だろうが…という話に落ちてしまうんですよね。

というわけです。で、HONDAismさん、長々とお待たせしました(笑)。

屈託のない意見ですが、ま、先述したようなところなのです。もちろん僕はこれまでタイプRに関わった方の話を聞いたり製品に触れたりして、いろいろなことを知ったつもりではあります。ですからいろんな事情を鑑みると今回のタイプRは、まあこうなって然るべきだとは思っています。

例えば2代目のインテグラ/シビック・タイプRに関しては、丸くなりすぎた…という意見もホンダ内にはあったわけです。僕はそうは思いませんが、そういう背景からも今回のシビック・タイプRはかなり原点回帰を目指したのでしょう。

しかしタイプRの父である上原繁さんの言葉をもう一度深く理解すれば、上原さんは決してタイプRの狭くは規定していないんです。
上原さん自身が手がけたNSX-Rと初代インテR(そしてRではないけどS2000)は、上原さんが思い描くスポーツカーを思うがままに作り上げた形なのだと僕は理解しています。当時の素材と技術を用いて究極の運動性能にチャレンジする…という部分で、上原さんのタイプRはできたのだと思ってます。そして上原さん自身、次世代のタイプRに対しては「若い人たちが思ったことをすれば良い」という旨の発言もしているわけです。

この発言を読み解けば、新型シビック・タイプR=新世代のタイプRは、その時代の素材と技術を駆使して究極の運動性能にチャレンジすれば良いし、それを担当するLPLの方が思い描くタイプRを思うがままに作り上げれば良いのではないかと思うのです。

で、ポイントはその時代の素材と技術を駆使して…という部分で、これを現代で考えれば今のシビック・タイプRの手法というのは少し疑問にも思えるのが実際です。これは僕個人が考えていることなのですが、現代の素材と技術を使えば、例えばサスペンションのセットひとつにしてももう少し違うでしょうし、現代の素材と技術を使うということは、少なからずそこに現代の思想と哲学も盛り込まれなければならないと感じます。で、世のスポーツカーの潮流を考えると、性能追求ももちろんですが、それと併行して実現しなければならないものもあるように思うわけです。すいません、抽象的で。

しかもホンダというブランドの立ち位置を考えた場合、常にユニークなものを創造し我々を驚かせてきたわけですから、その点に対しても今回もう少し考えてほしかったなと思っています。例えばそれは今回のエンジンなんかが最たるところで、エンジンのホンダとすら言われたメーカーならば、仮に225psなのに低燃費で4つ星だったとしても我々の期待値的には「へーすげー」くらいなのだと思います。そんなスゲエを当たり前にクールにやってくれる辺りがホンダ、のような気もします。またエンジンだけでなく、タイプRという発想そのものに対しても、少なくとも僕は「ん!! そんなタイプRもあったか!」と思わせるようなものを期待しています。だから誤解を畏れずにいってしまえば、例えばシビック・ハイブリッドをベースにしていたりとか、ディーゼルだったとか、それでもありだった気がするわけです。なぜならタイプRの発想は既に時代と離れてきていて、いや離れてきているというよりも我々が離れているだけなのですが、今後を考えるともっと発想をかえるべき部分もあると思います。

と、ここまで書いて疲れてしまったので、機会があるときにまたシビック・タイプRについてしっかり記せればなぁと思います。

【追記】そういう風に先述したことをいろいろと考えてみると、単に「こんな時代によくぞこんなクルマを送り出してくれました、パチパチ」とは僕には言えないわけです。だから僕的には、こんな時代によくぞこんなクルマを送り出すのなら、もっと斬新で潔くなるべき部分もあるし、より広い視点が欲しいとも思うわけです。

まずはファンといいつつも人様の庭で多くを語ってしまった失礼をお詫びすると共に、まなぶさんの熱い心に再度ふれさせて頂き大変嬉しく思います。
多くのジャーナリストの方々の中に決して埋もれることない己を持ったまなぶさん、今後のご活躍・御健勝をお祈り申し上げます。
取り急ぎご挨拶させて頂きました。

河口まなぶ さま HONDAismさま
まずはご意見くださりありがとうございます。
わたしは今度のシビックに試乗したとき、うれしくて笑みがこぼれてしまいました。まなぶさんもNSX-Rに最初に乗ったとききっと笑みがこぼれたと思います。こういう車を待っていたと‥。車のことを語るとHONDAismさまのようにいろいろな意見があるのもわかります。ただ私はここ数年走り出した瞬間に、ああ!いいな!と思う車に会えませんでした。今回、そういう雰囲気のある車を今のご時世でせっかくメーカーが頑張って作ってくれた。まずはそのことに応援し、次につづけてもらいたいのです。

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