●ミニバンの威力に屈す。。。
■巷では「ミニバン嫌い」と言われてる僕ですが、確かにどちらかと聞かれたら「嫌い」なのは間違いない。でも、決して食わず嫌いではないわけで、それを証明するかのように今回、ホンダからエリシオンを借り出した。なんでまたミニバンを借りたかというと、試乗や取材やテストではなく、珍しく自身の普段の生活の中で、6人乗車を体験する機会が到来したから。こういうのは絶対に逃してはならない好機。なぜなら試乗や取材やテストではなく、実生活の中で使ってみてこそ、真の価値が見いだせると思えるからである。
■で、借りてきましたエリシオン。車庫に入れた姿はこんな感じ。ひとこと、「デカっ!」。こういう感覚、個人的にはやはり好きになれません。
■しかし! であります。こうやって車庫にクルマを停めていると、庭から娘の声が…。「うわぁ、黒いクルマぁ」となぜか嬉しそうです。不機嫌になりつつ家に入ると、玄関で娘が「黒いクルマ、黒いクルマ」と騒ぎ立て、見に行こうと促しています。で、渋々娘とクルマに戻り、後席や前席に座らせると…「うわぁ、広い。楽しい!」とのこと。親ながら、軽く懲らしめてやりたい気持ちが沸き上がってしまいました。で、以下の写真。こんな笑顔、見たことありませんでした。
■さらにその後、娘に聞いてみることに。「ねーねー、黒いクルマと白いクルマ(上写真参照)、どっちが好き?」。すると娘は間髪入れず「黒!」。額に井桁のマークを浮かべつつ、玄関先に戻り、「じゃあじゃあ、黒いクルマと銀色のクルマ(911)、どっちが好き?」と聞くと、またもや「黒!」と即答。ああ、俺は、俺は…この日、まだ6人乗車をする以前にミニバンの威力の前に屈し、枕を涙で濡らしたのだった。
つづく

河口まなぶ
